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考古学講座(前期:第2回)を開催しました!

6月16日(土)に今年度第2回目の考古学講座を開催しました!
5月からはじまった前期日程では、「北海道・北東北の縄文遺跡群と世界遺産vol.2」をテーマに、講演会を開催しています。

第2回は、縄文遺跡群の構成資産に対する理解を深めるため、講師に北海道函館市教育委員会の福田裕二先生と、青森県つがる市教育委員会の羽石智治先生をお招きしました。
福田先生からは「世界遺産をめざす垣ノ島遺跡」、羽石先生からは「亀ヶ岡遺跡にみる縄文時代のお墓」のご演題でお話しいただきました。

垣ノ島遺跡は、縄文時代早期から晩期の約6,000年間にわたり続いた集落跡で、まつりの場と考えられる国内最大級の盛り土遺構がみつかったことで注目される遺跡です。ご講演では、これまでの発掘調査成果をもとに、ムラのうつりかわりや、盛り土ができた過程について詳しく解説をしていただきました。

 また、亀ヶ岡遺跡は今から約3,000年前の縄文時代晩期の遺跡で、最近の発掘調査でたくさんのお墓が確認されました。みつかったお墓とその副葬品から、縄文人の埋葬行為について何を読み取ることができるのか、これまでの研究の歴史をふまえながらお話をいただき、亀ヶ岡遺跡における研究の新たな展開が期待される講演となりました。

次回は7月14日(土)の開催で、今期最後の講演会です!
講師に文化庁記念物課文化財調査官の鈴木地平先生をお招きし、「OUVはどこにある? -世界遺産をめぐる最近の動向-」のテーマでご講演いただきます!
OUVは「Outstanding Universal Value」の略語で「顕著な普遍的価値」のことです。人類にとって貴重な価値があることを認められることで世界遺産に登録されることになります。縄文遺跡群の価値がどこにあるのか、ぜひ一緒に考えてみましょう!

 

福田裕二先生

 

 

 

 

羽石智治先生