ポートランドからのお客さま

3月上旬、八戸市教育委員会から、5月23日に来館する外国からの20名程のお客さまへの英語ガイドの要請があり、今回、私が担当することになりました。英語ガイドの資料は作っておりましたが、さらに何度か見直しを行いました。
5月に入りそのお客さまはポートランド日本庭園からの一行で、2011年の東日本大震災の津波で流された木材の一部がかの地に流れ着き、いろんな方の努力で八戸市内の神社の鳥居の一部であることがわかり、それが返還され、鳥居も再建されて10年目という節目での訪問という経緯を知りました。
その後、原稿を読んだり、実際に展示物の前で説明を思い出してみたりしました。すると、原稿の通りではなくともその内容に沿ったことを思いつくようになってきて当日を迎えました。ガイドの場合こちらから話すだけではなく、質問があった場合に応答することが重要ですが、その点はこれまで日本人のお客さまから出た質問に答えたことを一部英語にしてみたりして臨みました。
結果として来館したお客さまは12名でしたが、お客さまの中に日本人のスタッフもおり、説明や質問の応答に詰まったときは助けてもらい、また、ボランティアのなかで英語が流暢な方にも一緒に回っていただき、お客さまの興味によってグループが分かれた際には助けてもらいました。外国人の場合はみんな一緒にというより、それぞれの興味で動くことが多いように感じました。
そして、是川中居遺跡の漆塗り遺物、土偶、土器などや風張(1)遺跡の出土品の説明の後、お客さまが疲れてきたので予定より時間を詰めてほしいという要請があり、少し飛ばして合掌土偶を見学してもらい終了しました。自分としては所々にこちらからの問いも交えて説明できたので達成感がありました。
なお、常設展見学の後は火起こしを体験してもらいました。これには体験指導経験の長いボランティアの方々が対応してくれたので、お客さまも本当に楽しそうだったのが印象に残りました。(村中)