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松ヶ崎遺跡の発掘調査が終了しました!

令和7(2025)年6月に、松ヶ崎遺跡の発掘調査が全て終了しました!

 

松ヶ崎遺跡は、新井田川東岸に位置する縄文時代中期の集落跡です。

今回調査した地点は松ヶ崎遺跡中央部に位置しており、長芋作付けに先立ち、約8千㎡の調査を行いました。

令和元(2019)年から調査を開始し、終了までの7年間でみつかった竪穴建物跡の総数はなんと220棟以上、土坑(貯蔵穴・墓を含む)は230基以上! 出土した遺物はトロ函400箱以上!非常に多くの遺構や遺物がみつかりました。

調査した遺構の多くは何棟も重なってみつかっており、同じ場所に繰り返し建物などを建てたことが伺えます。

調査区西側の遺構検出状況。 窪んで見えるものが全て縄文時代の竪穴建物跡です。何棟も重なっているようすがわかります。
一部の竪穴建物跡では、土器が潰れた状態で みつかるものもあります。
掘り終わった竪穴建物跡の記録を行うようす
松ヶ崎遺跡遠景。 新井田川(写真右側)が見えます。

 

また竪穴建物を使わなくなった後の窪地を、土器や食べかすなどを廃棄する捨て場(盛土遺構)にしたことも調査によってわかりました。

捨て場(盛土遺構)検出のようす。マウンド状に土が盛り上がっているのがわかります。
竪穴建物が使われなくなった後の窪地に、土器などが大量に廃棄されているようす。 

 

令和元年度から3年度までの調査成果については、令和8年3月に発掘調査報告書を刊行しました。令和4年度以降の調査成果についても現在整理中です。乞うご期待!

令和元〜3年度の発掘調査報告書を刊行しました!市内図書館や当館図書室にて随時閲覧できます