
イベントのご案内
秋季企画展 その土器は三角形▼
尖底土器の世界
縄文土器の底には、平底、丸底、尖底があります。縄文時代早期の縄文人は、器の底の部分が尖った尖底土器をたくさん使っていました。尖底土器は平底の土器と異なり、そのままでは自立しません。不安定な形の尖底土器をなぜ縄文人は使ったのでしょうか。
本展覧会では、八戸地域の遺跡を中心に、縄文時代早期の暮らしを紹介するとともに、尖底土器の成り立ちと展開を探ります。
開催概要
名称 | 【秋季企画展】その土器は三角形▼ 尖底土器の世界 | ||||||||
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会期 | 令和7年10月4日(土)~11月24日(月) | ||||||||
会場 | 八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館 企画展示室 (2階) 青森県八戸市大字是川字横山1 電話番号:0178-38-9511 ・JR 東北新幹線 八戸駅東口から南部バス是川縄文館ゆきで20分(土・日・祝日のみ) ・八戸中心街バスターミナル3(中央通)から南部バスで20分「是川縄文館」下車 ・八戸自動車道 八戸ICから車で約10分 |
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開館時間 | 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで) | ||||||||
休館日 | 10月6日(月)、14日(火)、20日(月)、27日(月)、 11月4日(火)、10日(月)、17日(月) |
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主催 | 八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館 | ||||||||
協力 | 青森県埋蔵文化財調査センター、青森県立郷土館、三沢市教育委員会、六ヶ所立郷土館、八戸市博物館、青森県立名久井農業高等学校 | ||||||||
後援 | 株式会社東奥日報社・株式会社デーリー東北新聞社・株式会社青森放送・株式会社八戸テレビ放送・株式会社青森テレビ・青森朝日放送株式会社・株式会社ビーエフエム | ||||||||
観覧料金 |
※20人以上の場合、( )内の団体料金となります。 |
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併催行事 | ■企画展ギャラリートーク 日時:会期中毎週土曜日 14:00〜(11月1日は10:00〜) 会場:八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館 企画展示室(2階) ※学芸員が展示の見どころを解説します。 ※申込不要。当日に企画展を観覧される方が参加できます。 ■企画展考古学講座「民族誌から探る非平底の意味–丸底土器の意義–」 講師:高橋 龍三郎 氏(山梨県立考古博物館 館長) 日時:11月1日(土)14:00~16:00 会場:八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館 体験交流室(1階) ※申込が必要です(定員100名)。参加無料。 ■トークイベント 【週末縄文人in是川縄文館 三角形って実は効率的?!】 日時:11月24日(月)14:00~16:00 会場:八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館 体験交流室(1階) ※申込が必要です(定員100名)。参加無料。 ※申込開始日:11月1日〜 |
→ 2025秋リーフレット(PDFファイル 2MB)
これかわ考古学クラブ
是川縄文館では、小学5年生から中学3年生向けに、「考古学」を楽しく学ぶ「これかわ考古学クラブ」を開催しています。
クラブ活動では、昔の人が暮らしたあと(遺跡)を掘ったり、みつかった昔の道具(遺物)を実際に見たりしながら考古学を学びます。
みなさんも、このクラブを通して考古学者を目指してみませんか?
普段は体験できないメニューを用意してお待ちしております。
☆これかわ考古学クラブ 令和7年度の予定☆
日程 | 内容 | 講師 |
5月24日(土) | 開講式 | 当館学芸員 |
6月7日(土) | バックヤードツアー | 当館学芸員 |
8月2日(土) | 遺跡を掘ってみよう ※天候により内容を変更する場合があります。 |
当館学芸員 |
10月4日(土) | 石器を使ってみよう | 当館学芸員 |
12月6日(土) | お気に入りの出土品を展示しよう | 当館学芸員 |
2月7日(日) | 修了式 |
◆時 間:10:00~12:00
◆場 所:八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館
◆持ち物:筆記用具・動きやすい服装・プリントを入れるファイル
~保護者の方へ~
◆参加料:活動保険料として、1回につき100円いただきます(最大400円)。
※臨時企画開催の際には別途いただく場合がございます。
◆送 迎:縄文館では、送迎を行いません。保護者の送迎もしくは公共交通機関でお越しください。
◆修了証:修了証は第4回終了後に感想文を提出した人に差し上げます。
※お問い合わせ・申込み先:八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館(TEL:38-9511)
詳しくはチラシをご覧くだい。→【Webフライヤー】R7これかわ考古学クラブ(924kb)
令和7年度青森県考古学会秋季大会
〜尖底土器の世界〜
青森県の縄文時代早期を探る
縄文時代早期に関わる研究発表会を開催します。
青森県の考古学研究の最前線をぜひご聴講ください。
【開催要項】
開催日時:令和7年11月15日(土) 13時00分~16時25分
会場:是川縄文館 1階体験交流室
主催:青森県考古学会
共催:八戸市教育委員会
参加無料・事前申し込み不要
※会員以外の方の参加も大歓迎です
【タイムスケジュール】
13時00分 開会
13時10分~15時50分 研究発表
13時10分~ 発表①:長尾正義氏(青森県考古学会員)「貝殻文土器の変遷~青森県史から~」
13時40分~ 発表②:杉山陽亮(是川縄文館)「北東北太平洋側における縄文時代早期の生業」
14時10分~ 発表③:根岸洋氏(東京大学大学院)「縄文早期の段階設定と北海道との対応・交流関係」
(休憩 14時40分~14時50分)
14時50分~ 発表④:工藤司氏(三沢市教育委員会)「小川原湖周辺の縄文時代早期の様相」
15時20分~ 発表⑤:山田貴博・小笠原善範(是川縄文館)「新井田川下流域の縄文時代早期の様相」
15時55分~16時25分 ミニ討論会
コーディネーター:市川健夫氏(八戸市博物館)
パネリスト:発表者
16時25分 閉会
令和7年度青森県考古学会秋季大会チラシ(PDF、598kb)
【お問い合わせ】
是川縄文館(0178-38-9511)、または青森県考古学会事務局(チラシに連絡先記載)へお問い合わせください