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第3回是川縄文館考古学講座を開催しました

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7月15日(土)に、第3回目の考古学講座を開催しました。
今回の考古学講座では、「北海道・北東北の縄文遺跡群と世界文化遺産」をテーマとし、世界遺産を目指す縄文文化の価値や、構成資産について紹介しています。

第3回目の講師は、岩手県平泉町まちづくり推進課課長の八重樫忠郎先生をお招きしました。今回は、「平泉から見た世界遺産」と題し、平成23年に世界文化遺産に登録された「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-」について登録後の取り組みについて、お話しいただきました。
講演では、平泉が世界遺産になるまでの道のりや取り組み、登録後の変化についてご紹介いただきました。平泉では、一度登録延期となったあと、町と住民が一丸となって機運を盛り上げたことや、登録後の観光客増加を見据えて交通手段の充実を図ったこと、町の景観への配慮などをお話しいただきました。
世界文化遺産登録を目指す私たちにとって、とても参考となる講演会となりました。

今期の考古学講座は、これにて終了いたしました。12月スタートの次期考古学講座をお楽しみに!