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報告会を開催しました

11月9日(土)に『令和元年度遺跡調査報告会』を開催しました。市内をはじめとして、70名の方々にお越しいただきありがとうございました。

今回の報告会では、是川遺跡の史跡内での発掘調査が始まり、縄文時代中期の竪穴建物跡などが多数みつかった一王寺遺跡(いちおうじいせき)、縄文時代中期と奈良時代の集落跡がみつかった松ヶ崎遺跡(まつがさきいせき)、昨年度から引き続き、お城の中心部である本丸で確認調査を行った新田城跡(にいだじょうあと)の調査成果を報告しました。また特別報告として、青森県埋蔵文化財調査センターの木村高氏をお招きし、七戸町猪ノ鼻(1)遺跡(いのはなかっこいちいせき)の発掘調査成果についてご報告いただきました。出土品展示室では、猪ノ鼻(1)遺跡から出土した古墳時代の遺物と、八戸市市子林遺跡(いちこばやしいせき)・盲堤沢(3)遺跡(めくらつつみさわかっこさんいせき)の古墳時代の遺物を比較して展示しました。これらの資料に今年度の調査で出土したばかりの遺物を含め151点を展示しました。来年度も最新の発掘調査成果を報告する予定です。ぜひお越しください。

 

 

 

 

七戸町猪ノ鼻(1)遺跡の報告(青森県埋蔵文化財調査センター 木村 高氏)

令和元年度遺跡調査報告会資料は→刊行物案内でご覧いただけます。