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4/21(土) 縄文の布を編む教室が開催されました!

本日、是川縄文館2階研修室で「縄文の布を編む教室」が開催されました。

縄文時代の布は「編布(あんぎん)」と呼ばれており、緯糸(よこいと)に経糸(たていと)を編み込んで作られます。縄文時代の編布は、その編み目が「越後アンギン」に似ていることから、教室では「越後アンギン」に用いられる「けた(経糸をつるすための溝がつけられた木板)」と「こもづち(経糸をつるしておくための木のおもり」という道具を使って布編みを体験します。

学芸員からの解説がされた後に、私たち縄文是川ボランティアも体験指導に入り、布編みの体験実習がはじまりました。参加された方々は、最初は覚えながらの作業でしたが、編むコツをつかむと、徐々に慣れた手つきで素早く編めるようになりました。約2時間でコースターぐらいの大きさの編布を完成させてくれました。

縄文時代の人たちは、機械がなかった時代に一つ一つ手編みで繊細な編みものを作っており、しかも網代編みや四ツ目編みなど色々な編み方を知っていました。

これからも私たちは体験教室を通して、縄文時代の手編み技術の素晴らしさを伝えていきたいと思います。

(島田)