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サポートスタッフ研修会⑤

2月27日(土) 研修会の第5回目が開かれました。今年度の最終講座です。
内容は「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に向けて、縄文館小久保学芸員による講話でした。
世界遺産とは何かから始まり、遺産は文化・自然・複合の3種類があり、有形の不動産が対象であること。登録までの流れ、登録基準、保護管理体制を学び、北海道・北東北の縄文遺跡群の構成遺産17遺跡は、自然環境への関わりの中で、成熟した縄文文化を発展し伝承する無二な存在として評価基準を満たすこと、国外など広域での比較研究においても「縄文文化」は極めて稀であることなど。
世界遺産推薦物件としてふさわしい縄文遺跡群は、積極的な公開活用がなされていることも講話から学びました。
今回の研修会には、ボランティアのほか、一般の方々も参加され盛会でした。世界遺産登録に向けた関心の高さであると思います。
サポートスタッフ研修会に初回から積極的に参加受講された5名の方が縄文是川ボランティアに登録されました。共に世界遺産登録の吉報を待ちましょう。(畑)