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ボランティア学習会

10月30日(土)にボランティア学習会が開催され今回は、DVDによる「漆と縄文人」の講義となりました。
内容は、1.漆製品の種類 2.縄文時代前半期の漆製品状況 3.縄文時代後半期の漆製品状況 4.縄文時代の漆生産と漆器づくり 5.中居遺跡の漆利用の5つのテーマの講義でした。
今回の学習会で漆製品は、縄文時代早期から晩期まで通じて作られ北海道から九州の各地で出土しており出土遺跡数は東北地方北部が多くまた、漆は接着力・耐湿・耐水性に優れた材として利用・活用されていたことと、中居遺跡で発掘された漆製品の分析により縄文の漆工芸は高度であり、顔料の入手には他地域との交流が欠かせないことから縄文時代が社会的・文化的な側面を併せ持っていたことについて勉強になりました。(星谷)