KorekawaIs

合掌土偶作りに参加して

私は4月に熊本から盛岡へ移動したお陰で、合掌土偶に度々会いに来れるようになりました。実はにわか土偶ファンですが、合掌土偶が私の推し土偶なのです。今回、合掌土偶作りに参加する機会に恵まれたので、作業の感想を書き連ねてみたいと思います。
学芸員の落合さんから合掌土偶の手足と胴体のパーツを粘土で切り分けて作っていく手順を示してもらいました。粘土は既製品なので扱いやすかったけれども、直ぐには作業手順を飲み込めなくてモタモタしてしまい、粘土の乾燥が気になって仕方がありませんでした。
日頃から合掌土偶をじっくり見ていたつもりだったのに、いざ作ってみると、左右で文様の入れ方が対称でないことに初めて気付きました。また、見慣れていたはずなのに、立体にしようとするとバランスが上手くとれません。(バランスが悪いことだけは理解できました。)小さな縄を押し付けて縄文を入れていく作業では、縄を押しつけるとパーツを接着した部分が浮いてしまったり、なかなかに苦労しました。半日の作業はとても楽しく、なんとか間に合わせましたが、次回は時間無制限で作ってみたいと思いました。ちなみに、粘土の切り分けは指示どおりに分けたつもりでしたが、合掌土偶の頭が大きくなってしまった。(これは作り手に似てしまったに違いない。)後は、割れないように焼き上がってくれるのを祈るばかりです。(野宮)